早押し連想クイズ論

自分があんまり対戦相手の人とかを事細かに書くことができないタイプなので、今日は個人的な早押し連想クイズの攻略法?というと大げさですが、やってみて思ったことを書いてみようと思います。
思いつくままたらたらと書いてたらかなり長文です。すいません。

  • 2種類の大別

AnxAnの早押し連想クイズ問題はいろいろありますが、2種類に大別できると思います。
1つは短い単語から短い単語を見つける「一般名詞系」。共通してくっつく言葉を見つける問題が代表的だと思います。
もう1つは細かいデータから人物名・作品名などを当てる「固有名詞系」。全体的に一般名詞系に比べると文字数が長く、問う内容も細かい傾向があります。
厳密に当てはまらないのもありますが、便宜的にこの2つに分けて説明します。

問題としての難易度で言えば、おおよそ「一般名詞系<固有名詞系」なんですが、押すのがどっちが楽か、というのはまた別の話。
一般名詞系は問題としては簡単でも、押すタイミングが計りづらいという特徴があり、逆に固有名詞系は決定的ヒントが出たときに押しやすいという特徴があると思います。(作品なら登場人物や内容説明、人物なら登場作品など)
一般名詞系はひらめき重視(右脳)、固有名詞系は知識重視(左脳)という感じでしょうか。

この2つのどちらがいい、悪いということはなくて、得意なほうを中心に強化していけば、より良い結果が残せるように思います。といいつつ書いてる私はバリバリの左脳人間ですが。

  • ジャンルごとの傾向と対策

というわけで、自分がやった範囲でのジャンルごとに見られる顕著な特徴を書き記していこうと思います。
参考までに、一般:固有の(体感)比率も書いてみます。

  • 自然科学 一般:固有=9:1

自然科学はとにかく「自然科学じゃないヒント」が頻出するのでひらめきと思考の切り替えが重要なジャンルだと思います。
そのため、自然科学が得意な人が自然科学を連想で選ぶことは少ないように感じます。
問題として特に多いのは、動植物名が圧倒的に多く、時々化学・地学といった感じ。
一般名詞はそのカテゴリを念頭に入れると、1枚目〜3枚目ぐらいで決定的にわかることが多いです。
ただし、時々現象や科学者名を聞くこともあるので油断は禁物。

  • 語学・文学 一般:固有=5:5

一般のくっつき言葉の問題も比較的多いですが、作家名・作品名も多いため、完璧に手なずけるのはなかなか難しいジャンルだと思います。
一般問題は待つより押したほうが文字数が手がかりになって楽かもしれません。
固有問題はとにかく「ありそうなもの」を考えるのがポイントでしょう。とはいえ各ジャンルの固有の中でも難易度は高めです。
時々、ことわざや慣用句の問題があり、文字数を手がかりにしてもかなり難しいです。

  • 歴史・地理・社会 一般:固有=6:4

歴史・地理・社会の出方の比率はおよそ4:5:1ぐらい。
歴史はほとんどが固有問題です。ただ、目立って難しいものは少ないです。
地理は対照的にほとんどが一般問題。名所やくっつき言葉から国名や都道府県名を当てる問題が多いので、ひらめきが重要です。
社会はほとんどありませんが、公民や美術が多少あります。

  • エンターテイメント 一般:固有=2:8

固有の問題で一番多いのはタレントの名前を聞く問題です。
「男性」とか「東京都出身」とかいうしけたヒントも多いですが、ヒントの出る順がシャッフルされるため、出オチになったりならなかったりで気が抜けません。
外国の作品や人物名は、本当に有名な人物しか出ません。
一般問題は楽器の名前、共通してつく苗字や名前などがありますが、押すタイミングは何度かやればわかりやすいと思います。
他、特記すべき点として、映画は多いですがドラマのタイトルがほとんど出ません。

  • 漫画・アニメ・ゲーム 一般:固有=0:10

ジャンルの特性上ほとんどが固有問題ですが、登場人物名は一般問題に近い性質かもしれません。
漫画:アニメ:ゲームの比率は5:3.5:1.5ぐらい。
漫画・アニメは作者名・作品名・登場人物名ともに一線級でないものまで出てきます。
ゲームはレトロゲームが中心の印象ですが、問題数自体が少ない模様です。
あと最大文字数10文字の制限からか、特撮の問題も比較的少なめ。
前述の通り、難易度は全体的にあまり容赦がありません。全ジャンルでスルーが一番多い印象。

  • スポーツ 一般:固有=6:4

何を聞いているのかがわかりづらい問題が多いのが難関です。
人名を聞くよりはスポーツで一般的に使われる用語を聞く問題が多いように思います。
内容としては、野球:サッカー:オリンピック+その他=2:1:2ぐらいでしょうか。
一般問題はくっつき言葉またはスポーツ用語の解説がメイン。
固有問題の日本人は、大体が知名度のある選手ばかりですが、
外国人はエンタメと違い、難しい選手名が出ることもあります。

  • グルメ・生活 一般:固有=8:2

一言で言えば、とにかく料理の難しさに苦しめられるジャンルです。
1〜3枚目に食材や調味料が出てくる問題が多いです。正直、一般問題のほとんどがそれといっても過言ではなさそうです。
速く押して文字数と最初の一文字が見られることが大きなアドバンテージになりそうですが、リスクも伴うことは否定できないでしょう。
固有では、時々美容・ファッション関連の問題が出ます。
また、商品名になっているような食べ物の問題はあまり出ません。

  • 趣味・雑学 一般:固有=4:6

マナー・作法や超常現象、暦、商品名やデータから企業を当てる問題が多めです。
一般は時々とんちんかんな問題があります。(ものの数え方など)
おおよそ上のカテゴリーに当てはまる問題が出題されますが、全体的に他のジャンル(特に語学文学など)と重複する点も多いので、臨機応変な考え方が必要になると思います。
また、早押しに多い公営ギャンブル関連の詳しい問題はほとんどありません。

  • まとめ

以上より、
一般(右脳)型:自科・グル生・歴地社・スポ
固有(左脳)型:漫アゲ・エンタ・趣雑・語文
という(かなり乱暴な)分け方ができたと思います。
自分の好きなジャンルを使っても勝てない!という方は、自分の考え方により合ったジャンルを選んで育ててみるのも一興ではないでしょうか。



正直、長々と書いてますが、たくさんAnxAnやってる人には当たり前のことしか書いてません(蹴
自己満足ですが、こういう分析のしかたもありますということで、何か考えるきっかけにでもなれば本当に幸いです。